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北海道の冬の珍味
2023.02.08
暦の上では春を迎え、寒さの中にも春の訪れを感じる頃となりました。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
さて、氷の下の魚と書いて氷下魚(こまい)と書く魚がいることをご存知でしょうか?
北海道や東北では古くから食べられている冬の珍味ですが、
関東以南ではあまり見かける事はない珍しい魚です。
コマイはタラ科に属する魚で、その名の通り氷の張った海の下でも生きることが出来る魚です。
大きさによって呼び名が変わる魚でもあり、体長15㎝までを「ゴタッペ」
15㎝~25㎝までを「コマイ」 25㎝以上を「オオマイ」と呼びます。
コマイの旬は冬とされ、その中でも12月~2月に水揚げされるコマイには白子や魚卵があり
特に美味しいとされています。
コマイは非常に足の早い魚の為、干物で流通することが多いのですが、
鮮度の良い物はまるごと食べられる唐揚げもオススメです。
こちらは下処理したコマイを淡路島の藻塩入りの唐揚げ粉でカラっと揚げています。
こちらは25㎝以上の「オオマイ」を豪快な竜田揚げに。
じっくり二度揚げする事で骨まで美味しくたべることができます。
今月は関東では中々お目にかかれない北海道の珍味・コマイを紹介しました。
お酒のつまみやご飯のお供にとてもおいしい魚なので、見かけた際は是非一度ご賞味下さい。
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弊社では日本中のスーパー様へ魚惣菜の商品企画、開発を行っております。
ご質問などございましたら電話、もしくはこちらより承っておりますので、是非お気軽にお問い合わせ下さい。
株式会社 仲野水産
もうすぐ節分です!
2023.01.07
新年明けましておめでとうございます。
年が明けたせいか、厳しい寒さの中にも清々しさが感じられますがいかがお過ごしでしょうか。
来月の2月3日は節分ですね。節分といえば、「豆まき」や「恵方巻」を連想する人も多いかと思いますが、実はいわしを食べたり飾ったりする風習もあります。
節分いわしの風習は平安時代にまで遡ります。
昔から日本では「季節の変わり目には邪気が入りやすい」とされており、節分の鬼もそこから来ています。
旧暦の大みそかにあたる節分に魔除けとして門口に「注連縄」を用意し、「柊の枝」とボラの頭「なよし」を刺して飾る風習があったようで、その「ボラの頭」がいわしに変化して現在の節分いわしの期限と言われています。
今でも西日本や福島、関東の一部でも節分にはいわしを飾る風習が残っています。また、いわしはカルシウムやDHA・EPAを豊富に含み栄養価が高い為、無病息災の意味も込められています。
こちらは宮城県・気仙沼漁港で水揚げされた小イワシをシンプルに唐揚げに。
ワンフローズン加工で作ったいわしの唐揚げは臭みもなく、いわし本来の苦みを楽しむことができます。
こちらもシンプルに素材を活かした天ぷらで。
天つゆよりも、塩で食べるのがオススメです!
お好みでレモンを絞るとより爽やかにお召し上がり頂けます。
こちらは先程の唐揚げを南蛮タレ・野菜と合わせて南蛮漬けに。
さっぱりとした南蛮漬けはご飯のおかずやお酒のおつまみに!
お子様でも食べやすい一品です。
いわしと言えば最も身近な魚の一つですが、鮮度・加工をこだわることでもっと美味しく食べられます。
栄養もたっぷりのいわしを食べて無病息災の一年をお過ごしください!
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株式会社 仲野水産
おせちには欠かせない年末の定番食材!
2022.12.13
冬の寒さが身に染みるころになりました。
街はクリスマスの飾りつけ一色となって参りましたがいかがお過ごしでしょうか。
今月はおせち料理に欠かせない弊社の定番食材・数の子のご紹介です!
お正月に食べるおせち料理の定番となっている数の子。
御存知の方も多いかと思いますが数の子はニシンの卵です。
ニシンは春になると水深1m以内の浅瀬で昆布などの水生植物にメスが卵を産み付けます。
この際ニシンは非常に多くの卵を持つことから、「わが家が代々栄えますように」という思いや、
数の子が黄金色をしていることから縁起が良いとされ、お正月のおせち料理に入れられるようになりました。
こちらは数の子の握りです。
プチプチとした食感が美味しい握りです。
数の子は硬くてしゃりに馴染みづらいので、海苔を巻いて押さえるのがオススメです。
こちらは数の子の派生品である子持昆布です。
一般的にニシンが卵を産み付けた昆布を塩漬けにしたもので、 数の子と同様におせち料理には欠かせない食材となっています。
こちらも数の子同様、寿司ネタや海鮮丼に散らすことで食感も楽しく、 彩り鮮やかに仕上がります。
こちらは数の子の松前漬けです。
実は松前漬けは北海道の郷土料理で、数の子にスルメイカや昆布を醤油で漬け込んだ料理です。
そのままでももちろん美味しいですが、今では様々なアレンジレシピも登場しており、
炊き込みご飯やクリームチーズと合わせたカナッペ、パスタソースなどにも使われています。
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寒い冬の旬・北海道産ホタテ!
2022.11.11
こんにちは! 陽射しが温かい日があるものの、日毎に寒さが加わる時期となりましたね。
気づけば日が落ちるのもすっかり早くなり、徐々に冬の訪れを感じる季節となりました。
さて、今月はこれからの寒い冬が旬のホタテを使ったメニューのご紹介です!
近年は養殖技術の発展もあり、1年中高品質なホタテを食べられるようになっています。
それでも旬のホタテは格別!
冬のホタテの特徴はホタテの産卵時期になります。
ホタテの産卵時期は春の為、12月~3月ごろに漁獲されるホタテは産卵に備えて卵が大きく育っています。
こうした卵がよく育った冬のホタテは旨味の強い出汁がでるのが特徴です。
こちらは北海道産のホタテを照り焼きに仕上げました。
北海道・噴火湾で水揚げされた大ぶりのホタテは甘味・旨味が強く弾力もあり絶品! 旬のホタテにぴったりの調理法です!
こちらはホタテをシンプルに天ぷらで。
旬のホタテだからこそシンプルな調理法が素材の味がより感じられます。
北海道の味覚、冬の味覚として人気のホタテ。
冬に旨味を蓄えたホタテを使ったメニューを今晩の食卓の一品にいかがでしょうか?
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旬のブリを余すところなく味わうメニュー
2022.10.05
こんにちは。 夏が終わり秋の涼しさを感じる季節となってきましたね。
今年も残す所3ヶ月となりました。
さて、今月はこれから冬にかけて旬を迎えるブリを使ったメニューのご紹介です!
旬のブリは脂が多く、その中にIPA(イコサペンタエン酸)DHA(ドコサヘキサエン酸)がたっぷりと含まれています。
IPAは動脈硬化、心筋梗塞、脳卒中、高血圧などの改善に効果があると言われています。また、DHAは記憶能力の低下や痴呆症を防ぎ、狭心症・高血圧・高脂肪症などの予防・改善に効果があると言われています。
ぜひ積極的に摂って頂きたい魚です。
こちらは北海道産のブリのカマを照り焼きに仕上げました。
北海道・羅臼産で漁獲された6kg以上のブリから獲れる希少なカマを原料にしており、脂の乗り・旨味が抜群です!
こちらはブリのあらを柔らかく煮付けた一品です!
鹿児島県産のブランド養殖ブリ「鰤王」のアラを使用しています。
製造工程でしっかりと霜降りを行う事で臭みを取り、醤油ベースに生姜を効かせた特製のタレで煮付けています!
旬のブリ、身は刺身や寿司だね・塩焼きや西京焼きに。
カマやアラの部分は照り焼きや煮付け、大根を加えてブリ大根にも最適です。
身だけでなく、カマやアラまで余すところなく美味しく食べられる旬のブリ、今夜の食卓の一品にいかがでしょうか?
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これからが旬!秋鮭の季節です。
2022.09.12
秋の訪れとともに、涼しくなってまいりましたが、朝晩の寒暖差も大きく体調を崩しやすい季節になっております。 体調を崩さぬようお気を付けください。
さて、今月は秋が旬!「秋鮭」を使ったメニューのご紹介です!
川で生まれた鮭は、海へと下り、大きく成長して、9.10月頃に再び生まれた川へ帰ってきます。
北海道では生まれた川へ帰ってきた鮭を、海に仕掛けた大型の定置網で捕えていきます。
水揚のピークは鮭が産卵の為川へ帰ってくる9.10月頃になります。
この時期に漁獲される鮭は「秋鮭」と呼ばれ、北海道のほぼ全域で漁獲されます。
ちなみに、この産卵の為に北海道へ戻ってきた鮭を「秋鮭」と呼ぶのに対し、
「時期を間違えて北海道に寄ってきた」という意味から、
5~8月に漁獲される鮭のことを「ときしらず」又は「時鮭」と呼びます。
こちらは定番の鮭はらこ飯です。
ご飯には北海道産の秋鮭フレークをたっぷりと混ぜ込み、その上に鮭といくらをトッピングしています。
ご飯まで全部鮭の旨味が楽しめる一品です。
こちらは鮭だけでなく、ホタテ・エビなども入れた贅沢な海鮮丼です。
北海道産の鮭トロやホタテ、エビ、いくらなどを使用したボリュームたっぷりの豪華な海鮮丼になっています。
近年は鮭の不漁も続いておりますが、やはり旬の鮭は格別!
こんな時期だからこそこだわりの逸品を食卓にいかがでしょうか?
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今年も気仙沼漁港より、カツオが旨い季節がやってきました!
2022.08.09
うだるような暑さが続いておりますが、皆様お障りなくお過ごしでしょうか。
猛暑の中コロナ禍もございますので、くれぐれもお体にはお気をつけください。
さて、今月はこれから秋にかけて美味しくなる「カツオ」を使ったメニューのご紹介です!
今回は日本一の水揚げ量を誇る気仙沼漁港とカツオの歴史についてご紹介したいと思います。
気仙沼にとってカツオが重要な魚となった転換点の一つが、カツオ1本釣
り漁との出会いだと言われています。 唐桑半島の鈴木家に伝わる古文書には同家の勘右衛門が江戸時代の延宝3(1675)年に紀州の漁師を呼び寄せ、地元の漁師にカツオ1本釣り漁を習得させたことが記されているそうです。
これが気仙沼地方におけるカツオ1本釣り漁の始まりと考えられているようです。
その後、天明年間(1781~1789年)に気仙沼を訪れた知識人達は港の活況ぶりや、カツオ漁の巧みさ、立派なカツオが安く売られていることに驚き、その様子を書き記しているそうです。
こちらはカツオの旨味たっぷりのカツオ飯です。
カツオの旨味が沁み出た煮汁をご飯に混ぜ込む事で、ご飯からもカツオの風味が感じられます。
また、お好みでお吸い物の素を追加してお茶漬けに! 暑い夏は冷たい水で冷やし茶漬けに、また、肌寒い日にはアツアツのお茶漬けにして味変して楽しむこともできるようになっています♪
まだまだ残暑厳しい日々が続きますが、秋が深まるほどに美味しいカツオ。今夜の食卓にいかがでしょうか?
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夏は穴子が旨い!
2022.07.05
2022年も早半分が過ぎましたね。
梅雨も明け、厳しい暑さの日々が続いておりますので 体調など崩されませんようお気をつけください。
さて、今月は夏に旬を迎える「穴子」を使ったメニューのご紹介です!
穴子には旬が2回あるとされ、一般的な旬は6月~8月頃の夏になります。
この時期の穴子は「夏穴子」「梅雨穴子」と呼ばれ、脂が少なくさっぱりとした味わいが特徴です。
もう一つの旬は10月~12月頃とされ、脂が乗ってプリプリとしてコクがあるのが特徴です。
夏の穴子は「天ぷら」、冬の穴子は「煮穴子」がオススメです。
今回はそんな穴子を使ったメニューのご紹介です!
こちらは活〆穴子の天ぷらです。
穴子と言えば天ぷら!という王道ですが、単品でも、天丼でもうどんやお蕎麦のお供としてもお楽しみいただけます。
こちらは、気仙沼のブランド穴子「伊達穴子」を使用したお重です。
「刻み煮穴子」と「煮穴子」をそれぞれあしらった贅沢なお重です。
一尾一尾手作業で開き、職人がじっくり鍋で煮付けた煮穴子は絶品です。
これから夏本番、厳しい暑さが続きますが、この季節にぴったりの穴子を今夜の食卓に是非いかがでしょうか?
このほかの旬のお惣菜情報はこちらからご覧いただけます。
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今年の半夏生は7月2日です!
2022.06.09
清々しい初夏の季節となりましたね。
昼間は汗ばむほどの暑さでもありますが、いかがお過ごしでしょうか。
さて、今月はこれからの季節に食べたい「タコ」を使ったメニューのご紹介です!
実はタコの旬とされる季節は卵を抱く冬とされています。
しかし、日本では家庭にも馴染み深く、年中出回っているため、あまり旬を意識することはないかもしれません。
特に日本では毎年半夏生にタコを食べる習慣があったり、8月8日がタコの日とされていたりと
夏に食べるイメージの方が強いのではないでしょうか?
さて、こちらは新鮮な野菜と新生姜を混ぜたかき揚げです。
プリプリとした気仙沼産の水ダコとさっぱりとした新生姜がアクセントになって飽きのこないかき揚げです。
そのままでも、うどんやそばのお供でも相性抜群です!
こちらは活〆の水ダコを使ったたこ飯です。
タコと一緒に加熱した特製のタレをご飯にも混ぜ込むことで、タコの風味が余すところなく感じられるお弁当です。
上に散らした大葉がさっぱりとしたアクセントになっています。
近年は様々な物の価格が上がっており、以前は身近だった魚もだんだん高級魚になってきていたりしますね。
そんな中だからこそ季節を感じられる日本の魚を今晩の食卓にいかがでしょうか?
このほかの旬のお惣菜情報はこちらからご覧いただけます。
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富山湾での白エビ漁解禁!
2022.05.09
こんにちは! 新年度が始まって早一か月が経ちましたね。新生活を始められた方はそろそろ慣れてきた頃でしょうか?
さて、今月は、4月より漁が始まっている富山湾の白エビのご紹介です!
実は白エビの漁を行っているのは世界中見渡しても富山湾のみなのです!
他にはないとろりとした食感と濃厚な甘みはここでしか味わえません。
小さな白エビは手間がかかりますが、一尾ずつ丁寧に手作業でカラを剥きます。
こちらは白エビをシンプルにかき揚げにしました!
白エビの濃厚な甘みは加熱しても損なわれることなく、いつものかきあげを上品なものに押し上げてくれます。
白エビの甘味とさくさくとした食感が絶品です。
白エビの生態については実はまだわかっていないことが多いです。
世界でも希少な水産資源を守るため、日夜研究が進められているそうです。
世界でも日本だけ!今が旬の白エビを使ったメニュー、是非今夜の食卓の一品にいかがでしょうか?
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