社員活動報告
鱧はこれから美味しくなるんです!
2024.08.10
暦の上では立秋に入る8月ですが、猛暑が続く毎日ですね。
これから涼しくなる事の期待と、8月3日「鱧の日」に因んで少し早いですが鍋食材をご案内致します。
関西では高級魚で知られる鱧の旬は初夏と言われていますが、その理由として7月に京都で行われる祇園祭と鱧の産卵期前の栄養を蓄えた季節と重なって、料亭などの料理屋さんで旬の食材として振舞われていた事から関西では祇園祭を別名「鱧祭(はもまつり)」と呼ばれるようになりテレビなどで放映されて全国区になりました。
しかし、夏の産卵期を終えて秋に入る季節に瀬戸内海の水揚げ産地では「鱧の本当の旬は秋」といわれるほど脂がのります。
秋以降に獲れる鱧の事を「名残鱧(なごりはも)」と呼ばれおり、食通にとても人気があります。 実は鱧は瀬戸内海の真鯛と一緒で産卵期を終えて、これから「越冬」をするために秋から栄養を蓄えるので初夏とは違う美味しさがあり、大阪など関西では「ふぐ」よりも高級な鍋食材として食されています。
今回ご案内するのは、愛媛県下灘漁港から活〆した鱧(夕凪鱧)を使ったちり鍋です。小骨の多い身を骨切り工程を施し、切り身にして出汁に潜らせてさっぱりとした味わいです。
きのこ類を添えて一足早い秋の味覚は如何でしょうか?
======
弊社では日本中のスーパー様へ魚惣菜の商品企画、開発を行っております。
ご質問などございましたら電話、もしくはこちらより承っておりますので、是非お気軽にお問い合わせ下さい。
株式会社 仲野水産
ホタテのから揚げ
2024.07.08
こんにちは。 今日は36度の東京です。みなさま、体調いかがでしょうか?
さて、今月は噴火湾のホタテのご案内です。
噴火湾は北海道南西部に存在する巨大な湾で、内浦湾とも呼ばれています。
周囲に活火山が多いためこのような名称が付けられました。
湾内ではホタテなどの養殖が盛んに行われています。
湾の口があまり広くないことで大きな波が入りずらいということもあってホタテ養殖に適しています。
この地域は川がたくさんあり、山から下りてきたミネラルが海に注ぎ込むので、ホタテのエサとなるプランクトンがとても豊富とのこと。
栄養満点で美味しいホタテが育つのに適切な環境なのです!
こちらは、ベビーホタテを藻塩を使用し旨味を引き立てた唐揚げです。
ベビーホタテなので一口で食べやすく、おつまみにピッタリな一品です。
======
弊社では日本中のスーパー様へ魚惣菜の商品企画、開発を行っております。
ご質問などございましたら電話、もしくはこちらより承っておりますので、是非お気軽にお問い合わせ下さい。
株式会社 仲野水産
銚子港水揚げ真イワシ
2024.06.04
こんにちは。あっという間に6月ですね。
梅雨らしい天気が多くなってきました。
さて、本日は真イワシのお話です。
銚子港はイワシの主要な水揚港ですが、6~7月に水揚げされる真イワシは特に有名で、この時期に水揚げされる真イワシのことを、「入梅(にゅうばい)いわし」と呼びます。
銚子漁港の沖合では、世界最大規模の暖流である「黒潮」と、栄養塩に富んだ寒流の「親潮」が激しくぶつかり合っており、魚のエサとなるプランクトンが多く生息し、利根川から豊富な栄養が運ばれてくるのでさまざまな種類の魚が水揚げされるのです。
こちらはお勧めの食べ方の一つ。マリネです。
酢〆した旬の真イワシを、生野菜やドレッシングと合わせマリネにしてみました。
シャキシャキとした赤玉葱とトマトの酸味で魚が苦手な方でもおいしく召し上がれる一品です。
======
弊社では日本中のスーパー様へ魚惣菜の商品企画、開発を行っております。
ご質問などございましたら電話、もしくはこちらより承っておりますので、是非お気軽にお問い合わせ下さい。
株式会社 仲野水産
旬の「あさり尽くし」メニュー
2024.05.09
こんにちは!
初夏のこの季節に浜辺では潮干狩りが盛んに行われます。毎年楽しまれている方も多いですね。
あさりは季節関係なく食卓に上がっていますので「旬」としてのイメージが薄いですね。
地域によって漁獲時期が異なるのと養殖も盛んに行われているためであり、年間を通して安定供給されています。
一般的には3〜5月の春と、9〜10月の秋の2回あります。
春と秋は、あさりが産卵に向けて栄養を蓄える時期ですので身が太り旨味が強くなります。
「酒蒸し」「炊き込みご飯」「佃煮」など料理の幅が広く使われる原料ですが、生あさりを使った調理過程では殻の破片と砂(砂抜きが不十分の場合)の混入などの問題が発生します。
主にスーパーなどで一般的に流通されている物は「生」以外にも「ボイル(蒸し)」の工程を行った「剥きあさり」がございます。
加熱することにより「殻、砂の問題点」を改善されますがその分「旨味」も抜けてしまっています。
そこで、今回は加熱した原料ではなく、生のむき身原料を使ってあさり尽くしです。
あさり尽くしメニュー
・炊き込みご飯:「あご出汁」に臭み消しとして「日本酒」「生姜」を使用しました。
・あさりと茄子の味噌汁
・あさりと空豆のかき揚げ
存分に旬のあさりを味わっていただけるメニューです。
水温に合わせて砂抜き時間を変更して随時確認する工程を行い、また、むき身時における殻の混入防止に尽力した原料を使用することにより、あさり本来の旨味を満喫した料理になっております。
今までのあさりを使ったお惣菜とは別格のおいしさ! 一度はご賞味ください。
======
弊社では日本中のスーパー様へ魚惣菜の商品企画、開発を行っております。
ご質問などございましたら電話、もしくはこちらより承っておりますので、是非お気軽にお問い合わせ下さい。
株式会社 仲野水産
静岡県浜名湖産の青のり
2024.04.05
こんにちは! やっと桜が楽しめるようになりましたね。もうお花見はされましたか?
さて、今日は浜名湖産の青のりのご紹介です。
浜名湖は淡水と海水が混ざり合う汽水湖です。
この生き物のゆりかごとも言われる自然が育んだ浜名湖の海苔は磯の香りと滑らかな舌触り、鮮やかな色合いの風味豊かな海苔です。
磯の香り抜群の青のりは、牛乳の約8倍ものカルシウム、ほうれん草の約2倍のビタミンAと多くの葉酸が含まれており、非常に栄養素の高い食品でもあります。
味噌汁、天ぷら、焼きそばなど料理方法は多岐にわたりますが、
今回は同じく旬のたけのこと合わせ、イカと筍のフリットにしてみました。
======
弊社では日本中のスーパー様へ魚惣菜の商品企画、開発を行っております。
ご質問などございましたら電話、もしくはこちらより承っておりますので、是非お気軽にお問い合わせ下さい。
株式会社 仲野水産
駿河湾産 桜えびのご紹介
2024.03.06
こんにちは。
3月に入ってもまだまだ寒い日が続いていますが、これから一日一日と春に近づいてくると思うと楽しみですね。
本日は、駿河湾産桜えびのご紹介です。
水揚げされるとピンク色になることから名づけられた桜えび。
日本では東京湾、相模湾でも確認されますが、水揚げ時は禁止されており、唯一漁を行っているのが駿河湾です。
桜えびの漁は、桜えびを守るために時期が春と秋の漁と決められています。その時期と場所でしか獲れない貴重な魚なのです。
日干しにしたり、釜揚げにしたり、もちろん生でもおいしく頂けます。
様々な加工もされており、こちらは桜えびを使ったお弁当です。
プランクトンの多い駿河湾で育った桜えびは旨みを感じさせてくれます。
その他、かき揚げや、炊き込みご飯、トッピングなど、様々な春らしいメニューに色を付けてくれています。
======
弊社では日本中のスーパー様へ魚惣菜の商品企画、開発を行っております。
ご質問などございましたら電話、もしくはこちらより承っておりますので、是非お気軽にお問い合わせ下さい。
株式会社 仲野水産
春到来です。
2024.02.11
節分も明け、春の足音が聞こえてくる立春を迎えました。
まだまだ寒い日もありますが、確実に季節が移り替わってきていますね。
皆様お健やかにお過ごしでしょうか。
節分はその字の通り、季節を分ける日です。
日本では古くから、冬と春の変わり目には「邪気が生じやすい」と考えられていたため、邪気を追い払い無病息災願う意味を込めて、豆まきをしたり、恵方巻きを食べたりするようになりました。
地域によっては鰯(いわし)を飾ることをします。 「柊鰯(ひいらぎいわし)」と言って聞き慣れない方も多い「節分いわし」とは、 いったいどのような風習なのでしょうか?
平安時代からの風習として「鬼が入って来ないように」という願いから、 柊鰯が節分に飾られている地域があります。
鰯を焼いたときに出る煙とにおいで鬼を追い払い、柊の葉のトゲで鬼の目を刺すと言われています。
また各地域で「邪気払い」や「無病息災」を願って、節分に鰯を食べる風習が残っています。
地域でおこなう節分のイベント行事でも、鰯料理を食べるそうです。
鰯料理と言っても「焼」「煮」「揚げ」と様々な料理方法がありますが、 今月は1月末から漁期が始まった「浜名湖の青のり」と合わせた「磯辺天」のご提案です。
今回使用食材の原料特徴は10月~1月に伊勢湾沖にて水揚げされた「片口いわし」を使用しています。
魚編に弱いと書いて「いわし(鰯)」と言われるぐらい、鮮度落ちの早い魚ですので、水揚げした際に氷と冷却海水にて直ぐに締めることによりヒスタミンの発生を防ぐ工程と水揚後、約2時間以内にー60℃の急速冷凍にて鮮度が良い状態で凍結をかけます。
衣と一緒に入れる「浜名湖の青のり」は、1月~3月までの漁期となります。 今が旬のこの食材を使って磯辺天にしました。磯の風味といわしのほろ苦さが大人の味を感じさせ、大変ご好評を頂いております。
======
弊社では日本中のスーパー様へ魚惣菜の商品企画、開発を行っております。
ご質問などございましたら電話、もしくはこちらより承っておりますので、是非お気軽にお問い合わせ下さいませ。
株式会社 仲野水産
三陸産のブリ
2024.01.07
この度の能登半島地震でお亡くなりになられた方々に謹んでお悔やみ申し上げますと共に、
被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。
被災地の一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。
=====
さて、厳しい寒さの中にも新年らしい清々しさが感じられますが皆さまいかがお過ごしでしょうか。
今月は旬のブリをご紹介します。
ブリは『冬』に旬を迎え、季節が寒くなるにつれて、脂を蓄えて美味しく成長していきます。
特に1月の年明けの小寒から節分までの季節を『寒』の季節といい、
この時期のブリは『寒ブリ』と呼ばれ、1年間の中で最も美味しいとされる季節となっています。
脂の乗ったブリはどんな料理でも美味しく食べられ、塩焼き・煮付け・フライ・ブリ大根・刺身や
しゃぶしゃぶなど、その料理法は多岐にわたります。
春の産卵時期には体の栄養が卵に取られるため、脂が落ちるとともに味も落ちますが、
冬には脂の乗った、最高に美味しいブリとなります。
ぜひ美味しい旬のブリをお召し上がりください。
こちらはその旬のブリをカラッと揚げたフライです。 お子様に、そしておつまみとしても好評です!
======
弊社では日本中のスーパー様へ魚惣菜の商品企画、開発を行っております。
ご質問などございましたら電話、もしくはこちらより承っておりますので、是非お気軽にお問い合わせ下さい。
株式会社 仲野水産
歯舞(はぼまい)のマダラ
2023.12.12
こんにちは!
今年も早いところあと3週間を切りましたね。
今日は歯舞(はぼまい)のマダラをご紹介します。
北海道根室の東方沖、北方領土の島々に囲まれた海域にて漁獲されるマダラは、
世界三大漁場にも数えられるほどのプランクトンが豊富な海域です。
夏は深場に移り、水深800mくらいの深海にも生息するが、冬は浅場に移動し、
食性は肉食性で、貝類、頭足類、甲殻類、小魚などいろいろな小動物を捕食します。
海も凍るほどの寒い時期ならではのギュッとしまった身が特徴で、
タラはご家庭でもソテーやムニエル、フライ、鍋物など様々な料理に活用されます。
惣菜としても、フライや天ぷら、野菜のあんかけをかけたメニューも人気です。
白身を活かして、あんけけでも中華風や和風など料理のジャンルを幅広く楽しめます。
======
弊社では日本中のスーパー様へ魚惣菜の商品企画、開発を行っております。
ご質問などございましたら電話、もしくはこちらより承っておりますので、是非お気軽にお問い合わせ下さい。
株式会社 仲野水産
03-3543-7801
青森県小川原湖のわかさぎ
2023.11.07
小川原湖は、青森県で一番の大きさを誇る湖です。
こちらの湖には、八甲田山系を源とするミネラル豊富な水が高瀬川を通って流れ込む一方、
太平洋から満潮時に海水が逆流して流れ込む淡水と海水が混じる汽水湖でもあります。
ワカサギやシジミ、白魚などが多様な水産物が豊富なため、「宝湖」とも呼ばれています。
特にワカサギは全国で一番の生産量で、漁は春の2回行われます。
骨が柔らかく丸ごと食べられるのが特徴です。
天ぷらや唐揚げでワカサギを丸ごと楽しめます。
こちらは、ワカサギの唐揚げ。レモンを絞ってさっぱりとお召し上がりください!
外はカリッと、中はジューシーに仕上がります。
おつまみにも夕飯の一品にもお召し上がり頂けます。
======
弊社では日本中のスーパー様へ魚惣菜の商品企画、開発を行っております。
ご質問などございましたら電話、もしくはこちらより承っておりますので、是非お気軽にお問い合わせ下さい。
株式会社 仲野水産
03-3543-7801