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半夏生に向けた「たこ飯」
こんにちは! 今日は、半夏生に向けた「たこ飯」のご紹介をします。
半夏生とは節分や土用などと同様の雑節の中の一つで、夏至から数えて11日目となる7月2日頃から七夕(7月7日)に至るまでの5日間のことを指します。
また、現在では「太陽黄経が100度を通過する日」を半夏生と定義しており、今年(2025年)は昨年に続き7月1日(火)になります。
関西地方ではその時期に「蛸(たこ)」を食べる日としての風習が残っていますが、その理由と致しまして、
8本足のたこの吸盤が吸い付く様に「苗がしっかり根を張りますように」という願いを込めて神様にたこを捧げたから、
といわれております。
また、半夏生の時期は、「田植えの疲れを癒す養生の時期」ともされています。
1年の半分が過ぎた節目のこの時期に体を労わるために*タウリン*が豊富なたこを食べた理由かもしれません。
今年も猛暑が予想されていますので、この夏を乗り切るために「たこ」使った料理をぜひご紹介したいです。
本日は、瀬戸内海で水揚げされた「真たこ」を使ったたこ飯をご提案致します。
今回の真たこは処理された「生」の原料をカットしてそのまま炊飯したので、
ご飯の色目も薄いワインレッド色と綺麗なご飯となっております👏。
「生のたこ」が手に入ったら、是非ともたこ飯を炊飯する事をお勧めします!
お勧めは炊き込み調味液と一緒に「油揚げ」を入れて炊きあがったすぐ後に、
コクを出す「バター」を追加するとより一層美味しくなります!
*タウリンとは*
体内でも合成されるアミノ酸の一種で体に良いことたくさん!
「肝臓や心臓の機能強化」「血圧値の正常化」「胆汁を生成して、コレステロールや中性脂肪の代謝コントロール」
「インスリン分泌の促進」「抗酸化作用」「網膜の育成の補助」など、生理作用がバランスよく働くように調整する物質です。
そのため、半夏生にたこを食べるのは、たこのタウリンにより疲労回復、夏バテを防ぐ目的もあったとではと考えられています。
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株式会社 仲野水産