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琵琶湖のワカサギ
初秋の候、やっと朝晩には秋の装いを感じ始め皆様におかれましては爽やかな実りの季節を迎えられていることと存じます。
今回、ご案内する食材は「琵琶湖のワカサギ」を取り上げてみたいと思います。
ワカサギは季節の風物食材としては冬(極寒の湖で穴を掘って釣り)のイメージが強いですが、10月末ごろから漁期が始まります。
本来ワカサギは本来河川で孵化した後に海で成長し、再び産卵のために河川に上る回遊魚でもありますが、海との往来が困難な湖に移植されたものは、湖の中だけで一生を過ごす事が出来る魚種です。
生育水温も0~30℃と幅が広いため「北は北海道から南は鹿児島」まで生息しています。
※しかし、孵化温度は5~17℃となり21℃を超えると孵化しないと報告されています(社団法人日本水産資源保護協会,1976)
琵琶湖のワカサギについて
明治34年から霞ヶ浦、宍道湖などからワカサギの卵を計画的に移入種として行っていましたが、なかなか定着にまでは至りませんでした。
しかし、近年は主要魚種だった「ホンモロコ」を抜き年間100~400トンまでの水揚げになりました。

琵琶湖

ワカサギ
こちらはワカサギのから揚げです。
原料は網元から直接買い入れ、前浜で加工した高鮮度のワカサギを「唐揚げ」にしました。
これから始まる冬の味覚を堪能してみたは如何でしょうか?
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株式会社 仲野水産