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鱧はこれから美味しくなるんです!
暦の上では立秋に入る8月ですが、猛暑が続く毎日ですね。
これから涼しくなる事の期待と、8月3日「鱧の日」に因んで少し早いですが鍋食材をご案内致します。
関西では高級魚で知られる鱧の旬は初夏と言われていますが、その理由として7月に京都で行われる祇園祭と鱧の産卵期前の栄養を蓄えた季節と重なって、料亭などの料理屋さんで旬の食材として振舞われていた事から関西では祇園祭を別名「鱧祭(はもまつり)」と呼ばれるようになりテレビなどで放映されて全国区になりました。
しかし、夏の産卵期を終えて秋に入る季節に瀬戸内海の水揚げ産地では「鱧の本当の旬は秋」といわれるほど脂がのります。
秋以降に獲れる鱧の事を「名残鱧(なごりはも)」と呼ばれおり、食通にとても人気があります。 実は鱧は瀬戸内海の真鯛と一緒で産卵期を終えて、これから「越冬」をするために秋から栄養を蓄えるので初夏とは違う美味しさがあり、大阪など関西では「ふぐ」よりも高級な鍋食材として食されています。
今回ご案内するのは、愛媛県下灘漁港から活〆した鱧(夕凪鱧)を使ったちり鍋です。小骨の多い身を骨切り工程を施し、切り身にして出汁に潜らせてさっぱりとした味わいです。
きのこ類を添えて一足早い秋の味覚は如何でしょうか?
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株式会社 仲野水産